アリストは、トヨタがかつて販売していたEセグメントカーです。
加速の良いパーソナルな高級セダンという点に重点を置いたマーケティングであり、現在も中古車市場で根強い人気があります。
アリストは、高級セダンとして販売当時の先端安全機能を搭載しておりましたが、すでに販売終了から10年を経過していることもあり、現在の車と比べると安全性で劣る点があります(エアバッグの数、後ろの真ん中席のシートベルトの形状等)。
また、経済性の点でも注意が必要です。中古車価格は100万円を切る場合が多く、パワーのある大きなセダンとしては求めやすい価格となっています。
しかし、燃費が悪く、現在の同クラスの車と比べて2倍近くガソリンを消費します。
また、事故率の高さなどから保険料も同クラスの車に比べて高くなっています。
さらに、製造から10年以上経っていることから、多くの部品の交換時期を迎えていて、販売終了から時間がたっていることもあり、部品の交換代で費用がかさむことに留意する必要があります。