以前にトヨタ自動車が生産していたアリストは、1991年より販売開始となり2004年で生産が終了していて、当時同社が代表する、高級セダンとして開発が進んだ経緯があります。
この車が当時人気となった理由には、1991年の発売当時としてはそれまでのセダンにはない流線型のボディーでスポーツカーを意識した造りで、すでにアメリカ市場で同社の海外高級ブランドレクサスとして人気が高かったこともあり、販売は順調な滑り出しとなることになりました。
さらに言えば、セダンでありながら2JZーGTE型280馬力直6DOHCツインターボエンジンを搭載した3.0Vというグレードでは同車の3.0Qというグレードに比べてはとくに人気が高く、販売台数も伸びることとなりました。
両車の違いとしては、大きくはエンジンにあり、Vはツインカムツインターボに対して、QはツインカムノーマルエンジンであることでQに比べてVには圧倒的なパワーの違いがあり、スポーツ性能を兼ね備えていたため加速性に大きな差がありました。