アリスト カスタム

1991年に販売開始となったトヨタアリストはセダンという概念を超えて、スポーツ性能を兼ね備えた、DOHCツインターボ280馬力エンジンの搭載で、当時の概念としてはこのようなエンジンは低高低床のクーペやスポーツカーに搭載するのが一般的であで、大型でしかも4ドアのセダンタイプのアリストに搭載するということが考えられませんでした。
しかし、ツインターボ=スポーツカーの概念を打ち破ったのがアリストです。
過去に他社のスポーツクーペが羊の皮を被った狼とたと例えられたことがありますが、この車の場合ボディーが大きい上に圧倒的なパワーと加速性があったため、例えるならば鯨の皮を被った鮫という表現が正しいでしょう。
実質的に2代目のアリストが最終モデルとなり、その後レクサスブランドとして大きくシフトチェンジしていくのですが、当時としては富裕層のみが購入できる車でしたが、現在は若者が中心として中古車でも人気が高いです。

 

アリストをより高級感のあるデザインに

アリストは元々高級感のあるデザインの車となっていますので、ノーマルの状態でもラグジュアリーな雰囲気となっていますが、生産が終了した今となっては古さを感じてしまう事も少なくありません。

もっと今時の車のような高級感を出したい時にはドレスアップやカスタムを行ってみると良いでしょう。
例えば塗装を行いボディの状態を一新するという選択肢があります。
やはり年式が古い場合ですとボディの状態が悪く、古さを感じてしまう事もあるものですが、塗装する事によって新品のように綺麗な輝きを取り戻す事ができます。
他にもヘッドライトやテールランプを新しい物に変える事によってより魅力的なアリストに生まれ変わらせる事ができます。

内装を綺麗にしたい時にはインパネパネルを装着してみるという選択肢があります。
例えば木目調のインパネパネルがありますが、装着する事によって一気に高級感をアップさせる事ができます。
手軽に行えますのですぐに実行してみる事ができます。

アリスト エンブレム

アリストのベルテックスエディションとベース車の違い

アリストにはV300とS300というベースグレードが存在しますが、上位グレードにはベルテックスエディションがあります。
ベースグレードとの違いは装備や内装の高級感にあります。
ベルテックスエディションには専用のアルミホイールが装備されていますし、内装にはブラック基調のインテリアを採用している点が大きな違いとなっています。

ベルテックスエディションにはベースグレードの違いからV300とS300がありますが、S300には230馬力のNAエンジンが搭載されています、一方でV300には280馬力を叩きだすツインターボエンジンが搭載されていますので、スポーツタイプの車種にも負けない動力性能を持っています。

アリストは280馬力規制の中で開発された車種ですから、当時の上限とされた280馬力が最高出力となっていますが、3リッターエンジンにしては高トルクとなっているために、重い車重をものともしない加速性能を持っている車なのです。